信用取引のリスク

手持ちの軍資金以上の投資ができること

FX、商品先物取引を問わず、これらの取引は証拠金を納め、その金額に応じてその数倍から数十倍の金額の買い付けもしくは空売りができるのが特徴です。
そのような取引方法が確立された理由は、投資対象である通貨やコモディティは、それ自体は大きな値動きをしないからです。また、どちらも価値がゼロになるリスクが殆どありません。通貨の価値がゼロになるのは国家の破綻ですし、金や石油は物質に価値があるので値段がゼロになることはありません、
少ない値動きで大きなボラティリティを作ることは、軍資金以上のお金を投入すれば可能です。そうすれば元手が大きい分、少ない値動きでも大儲け、もしくは大損が発生します。通貨などは値動きが少ないですが、金融恐慌などが発生するとたちまち株式にも負けないほどの大きな値動きになります。もしそれが自分の考えたのとは逆の値動きだとどうでしょうか?たちまち軍資金以上の大損失が発生します。

信用取引の投資対象は先が読めない

通貨にしてもコモディティにしても、国内の企業などよりも利害関係者が段違いに多く、値動きの予想が難しい金融商品です。テクニカル分析がよく行われますが、過去の値動きの結果から今後起こる確率が高いことを導き出しているに過ぎません。しばらく信用取引に取り組めば、信頼できる予想方法ではないことに気が付くでしょう。結局は、上がっているからもう少し上がるだろう、大きく下がったから反動で少しは上がるだろうと考えているだけなのです。
また、戦争や商品作物の不作など、一般人がどうやって予想できるでしょう?予測に最も必要なものが一般人には知ることができない領域なのです。これらが信用取引がハイリスクと言われる要因です。しかし根拠は無きにせよ、予想が当たれば大きな利益が手に入ることから、多くの投資家が参加しています。